【詰みゲー】JR各社の1兆円赤字についての個人的考察【日本は異常な通勤で生きていた】
目次
この救えない状況を踏まえて
※ここからは私の個人的な意見が含まれます。中立な意見のみが欲しい場合は、次の見出しまでスクロールしてください。
タイトルの回収になってしまいますが、私はこの状況を見て「日本は異常な通勤で生きていた」のだと思いました。
コロナウイルスという言葉を日常的に聞かされる今でも首都圏のほとんどの駅を一日数万人が利用しており、今でも満員電車が当たり前の状況であるにもかかわらず一兆円も赤字になるという事実はとても恐ろしいことだと思います。
むしろ、コロナウイルスはこの状況を教えるために日本まで来たのかもしれません。
そしてYouTubeで検索すれば出てくるのですが、2019年までは深夜の12時を過ぎた電車でも満員電車なのが当たり前でした。
夕方五時過ぎくらいから混雑し始める帰宅ラッシュが終電まで続くと思うと、今の日本には何か問題があると私は思ってしまいます。
逆に考えれば日本のサラリーマン全員が定時退社をしてしまったら駅は入場規制、電車に乗るのももっと苦労することになります。
但しテレワークもテレワークで、実際に働いているところを事務所や現場で指導できないことから一日八時間では終わらない労働を強制されていそうで怖いとも思ってしまいますね…
今の活動とこれからの課題
以上の状況を踏まえて、JR各社はこれから通勤以外の部分に需要を作り出しそこからサービスを展開していくことが重要であると私は考えています。
テレワークが主流となった今ですら朝夜の通勤ラッシュ帯はとても混雑しており、これだけの利用者と混雑率があっても一兆円もの赤字を抱えてしまうというのは、日本らしいというかあまり個人的にはよろしくないと思っています。
JR各社もこの状態については把握しており、組織運営の観点から見たコロナウイルスに対する対策として次のような取り組みをしています。
- ワンマン運転の拡大による人件費削減
- 通勤快速の規模縮小による通勤客の一列車に対する集中の対策
- 地方路線の単線化による維持費削減
- エキナカ・駅前の再開発による新需要の創出
- みどりの窓口の無人化・自動化による人件費削減
知人に教えてもらったことなのですが大抵の鉄道会社は電気代よりも人件費の方が高くついている傾向にあり、さらにこれ以上省エネな新型車両の開発よりも無人化や都心でのワンマン運転による人件費削減を現在急ピッチで準備しているという事実もあります。
更に最近は高輪ゲートウェイを始め、駅の近くを主体とした不動産事業にも力を入れているのではないかと私も思っております。
ただ、これだけでは以前のような鉄道需要をつかめずJR各社が今まで程の安定感を持った経営は難しいのではないかと私は思います。
理由は簡単で、人件費を削減して駅前を再開発するだけでは結局鉄道を利用しなければいけない理由がなくなってしまうからです。
コロナウイルスが蔓延している現在においてこれは言いにくいことではありますが、当然鉄道を利用する人が少なくなってしまえば鉄道会社側の経営はさらに圧迫されてしまいます。
そこで私は、これからJR各社がしたら伸びるのではないかと個人的に考えた次の意見を提唱します。
あくまで個人の意見です。
都心から一時間ほどで行ける地方都市を再開発し、遊園地や大型ショッピングモールを誘致する。
当然私のこの意見が正解だとか言えませんし、間違った意見である可能性もあります。
ですが私が一番伝えたいのは、通勤以外の理由で鉄道を利用しなければいけない理由を作らなければ鉄道会社の経営圧迫は続くということです。
もし間違っていることがあればコメントにでも書いておいてください。
最後に
今回は人生で初めて400文字を超える考察、しかも私の得意な電子的なモノではなく新型コロナウイルスに関連する考察をしたので正直頭が疲れました。結構こういうの書くのは大変ですね。
この文字数の考察記事を毎日執筆しているライターさんには頭が上がりません…
普段はもっと緩くテキトーなことをつぶやいています。これからもよろしくお願いします!