【正社員、本当に幸せですか?】今だからこそ無敵の配達員を勧めたい【Ubereats等】【一生安泰ではない】
こんにちはときえのきです。
今回は、配達員になってめちゃくちゃ幸せになった私の自分語り経験をもとに、今だからこそお前も配達員にならないかって言う記事を書きます。
しっかりデメリットも含め解説していきますので、ご安心ください!怪レい勧誘ではございまセん!!!
まあこんな小さい文字で説明を書いても誰も読まないので大きな文字で書いておきますね。
- 時給2000~2500円
- 土日だけ働いてもOK
- 放課後だけ働くのもOK
- 好きな時間に出勤、好きな時間に休憩して帰りたくなったら帰る
- 勤務中スマホいじりOK(Twitter、LINEなど)
- お金をもらいながら筋トレ
こんな仕事に興味があったらぜひ最後まで読んでみてください!
本当にやるかどうかは読み終わってから考えればいいです!
この記事は忙しい人のために、必要な部分だけ文字を大きくしています!!!俺優しい!
それでは本編レッツゴー!
※私の経験を含めた方が記事が書きやすいので、配送業全般を推している割にほとんどがUberEATS又は出前館に関係する内容になります。
目次
正直、UberEATSの配達員に対してどんな偏見持ってる?
まずは軽い質問からいきます!
ぶっちゃけ、UberEATSで配達をしている人に対してあなたはどのような偏見を持ってますか?
「いやいや職業差別はあかんやろ!」
わかりますわかります。でも、この記事を読んでいるあなたは現時点では配達員のことを見下しているかもしれないんです。
「なんかそういうデータあるんすか?」って言われると怖いんで、実際にTwitter等でエゴサして出てきた偏見を見てみましょう!
- 道交法知らなさそう
- カバンが汚い
- ちゃんと就職できないから配達員をやっている
- 無敵の人
まあ、それなりに書かれているもんですね。
まずはこの偏見を取り払いましょう!
道交法知らなさそう
知ってます。当然じゃないすか!一部知らない人もいますが、配達員の90%以上は道交法を守って配達を行っております。
あれはUber社の教育が悪いのではなく、交通違反をする人の人格の問題です。
カバンが汚い
カバンにガムテープがいっぱい貼ってあるのにはしっかりとした理由があります。UberEATSと書かれたカバンで、出前館などの他社の仕事をするにはカバンのロゴを隠す必要があるからです。
ちゃんと就職できないから配達員をやっている
配達員の魅力って「誰でもできる」だけじゃないんです。勤務中にスマホを触ったり気分が乗らなくなったからって業務開始から30分で帰宅したり、あなたの仕事先でそれはできますか?
無敵の人
これに関してはマジで違います。最近流行している配送業系の仕事はほとんどが雇用ではなく、業務委託という契約を結んで仕事を受注しています。
つまりこれは、B2Bの取引とほとんど変わらないんですね。
確定申告の義務もあって、国民健康保険を自腹で払う必要もあります。
彼女が作れるかどうかは別ですが、無敵ではないですね。
よって、配送業をやっているからと言って問題がある人とは限りません。堂々としましょう!
長い話は嫌いだ、はよデータ見せんかい!
わかりました。長話はこれくらいにしておきましょう。
それでは私が実際に働いたデータを見てみましょう。
はい、私のナマの収入公開ドーン!
私は働く週と働かない週で差が激しいのでアレですが、大体一週間で2~3万円稼いでいますね。
「あれ?あんま多くねえな」
そう焦らないでください。話はここからです。
これ、普通に学校行ってる学生が叩き出している収益です。
しかも10月末までは別で週16時間、時給930円のバイトもしてました
嘘じゃないんです。
実際、一番景気も良く稼げていた去年9月なんかはUberEATSとバイトだけで17万円くらいは稼いでいましたね。
他にこのブログの収益や自作曲の使用料なんかも入ってますがそれはまた別の話で()
労働時間は平日の18時以降と土日だけです。
「いやいや、私だってバイト頑張って学生の時にこれくらい稼ぎましたよ!」
わかりましたわかりました。確かに学生が月17万稼いだよーってだけなら努力次第でどうにでもなります。
それでは皆様お待ちかね、時給の方を見てみましょう。
2021年9月の実績
2022年1月の実績
配達件数が昔より下がっている理由はこの記事を水曜日の夜に書いているからで、単純に日曜日まで働き続ければ今の二倍、つまり12時間の労働で3万円くらいの報酬になります。
画像一枚目は私がUberEATSを始めてすぐの実績です。
乗車61とは、一週間当たりの配達件数のことを指します。
1配達あたりの報酬=配達単価は、655円になります。
そして1配達に費やした平均労働時間は、24分です。
この週はUberEATSが24時間にバイト16時間があったので、生活のほとんどを労働に捧げていますね。
そして画像二枚目がこの記事を書いている今週の実績です。
配達件数は25件、配達単価は600円、1配達あたりの平均労働時間は14分になります。
もうバイトもやめて完全に個人事業主としてお金をもらっているので、これ以外の労働は今週はしていませんね。しいて言えばこのブログ記事を書いているくらい。
配達単価が50円程下がっていますが、これは注文者の数と労働者の数による需要の変化が関係しています。
例えば去年の11月は、配達単価が300円均一になったりしてUber社が炎上しかけたりしました。今はピーク時間を狙って東京でやればそんなことはないので安心しましょう!
ちなみに例えまた配達単価が300円になってしまっても、今の報酬の半額と仮定して時給1000円程度の報酬は見込めます。
バイトと比較して何が凄いのか
お金の話ばっかしても面白くないので、次は個人事業主の楽しさの話でもしましょう。
大前提として、私の勧める「配達員」とは業務委託契約の配達員のことであり、中身は個人事業主、フリーランスです。雇用される話は一切しておりません。
これに関しては文章で説明するよりも表で比較する方が早いです。では早速見てみましょう。
項目 | 業務委託配達員(オススメ!!!) | 一般的なバイト(雇用) |
---|---|---|
平均時給 | 2000円~2500円 | 900円~1200円 |
スマホの私用 | OK!なんなら労働実況をするYouTuberが大量にいる。 | 即炎上、解雇、賠償金 |
配達中に寄り道 | OK!メルカリの発送とか飲み物買うとか業務中にやる | ダメ、絶対 |
チップの受取 | OK!UberEATSのアプリで公式にチップを受け取れる | 基本的に禁止 |
見た目 | 金髪でもOK!私服で労働! | 髪色厳しい、制服あり |
働きたい時に働く | OK!東京に来たついでくらいにやればいい | 気が乗んなくてもシフトで出金 |
好きな時に休憩 | OK!私は腹が減ったら休憩、時間は気にしていない | 疲れていても定時まで働く |
帰りたい時に帰る | OK!友達に呼ばれたとか雨降ったとかで帰宅する | マジで大問題になる |
接客 | 店員から商品を受け取り、客の玄関に置くだけ | 色々と厳しい。 |
運動量 | 8時間労働の場合70~80kmほど移動する | そんなに疲れない |
初期費用 | 自転車、配達用バッグ、モバイルバッテリー(全部自腹) | 100円の履歴書のみ |
仕事仲間 | そんなのできない。青春なんてない | 友達出来る |
サボり | できるがそれは休憩扱いになる | 時給保証でサボれる(グレー) |
労災 | ない。保険は自腹で | 会社名義で保険が使える |
確定申告 | 義務。やんないとマジで人生終了まっしぐら | 不要 |
項目 | 業務委託配達員(オススメ!!!) | 一般的なバイト |
あと配達員の仕事の楽しさを増やしている要因として、上司ガチャや客ガチャに当たらない事によるストレスフリーがあります。
中身はあくまで業務委託なので、店で受け取った商品を客に渡せさえ出来れば、その途中経過はどうでもいい訳です。(さすがにひっくり返すのはダメだけど)
業務委託なので受け取りに行くお店の人もUber社の社員も、上司とかではなくただのビジネスパートナーです。
お互いがお互いを評価するシステムがあり、これが悪いと不利益を被るようになっているので意地悪ができないのです。
確かに配達先はお客様ですが、ほとんどが置き配です。玄関前に商品を置くだけです。
直接手渡しの場合も、大体客はドアから手だけ出して商品を受け取ったら無言で鍵を閉めます。マジで挨拶だけできればいいです。
つまり最低限の対応さえできれば、立場的に私を怒れる人がいない訳なんです。
これでどちらを選ぶかと言われれば、もう明白ですよね?
オマケの付加価値として、東京の綺麗な夜景を眺めたり配達という理由でタワマンに潜入できたりします。
これでバイトに応募する人なんてこの世にいないでしょう。
とは言っても個人事業主ならではの心配事もあると思います。
ちょっと質問に答えてみましょう。
個人事業主ってホンマに大丈夫なん?(Q&A)
Q1.雇われないってことは最低時給保証がないんでしょ?時給換算1000円未満になりそうで怖い
A1.時給が1000円を切ることはあり得ません。UberEATS単体で需要がない日は時給が700円くらいまで落ちたりもしますが、そういう日は出前館に切り替えます。
UberEATSの報酬単価は300円以上保証ですが、出前館なら同じ業務内容で最低715円保障です。
ちなみに出前館を勧めていない理由は、アプリの使い勝手が良くなく初心者向けではないからです。
Q2.個人事業主が交通事故を起こしたら賠償金は全額自腹やろ?怖くてチャリも漕げない
A2.「個人事業主の配達員」のための任意保険というものが日本にもあります。加入は任意で自腹ですが、安心を安く買えます。
無保険で人を轢いたりすると、最悪で億単位の賠償金をそのまま背負うことになります。保険には入っておきましょう。(自戒)
ちなみに普通の任意保険に加入しているだけじゃダメです。プライベート用の普通の保険では、労働中の事故は保証の対象外となります。業務保険に入らなければいけないので任意保険二種類加入が原則です。
Q3.確定申告ってめんどくさいんでしょ?あと本業の会社にバレる?
A3.UberEATSの確定申告は3時間あればできます。本業の会社にバレるリスクは一応承知しといたほうがいいかもです。3時間で1年分の確定申告を終わらせた話は以下の記事でご覧ください。
こんな感じで、個人事業主ならではのデメリットも軽々と相殺できるので問題ありません。
でもやっぱり、個人事業主の配達員は天職ではない
ここまで色々と個人事業主の配達員のメリットばかりを紹介してきましたが、必ずしもメリットだけではありません。
ここで記事を終わらせてしまうとただのUberEATSベタ褒めブログになってしまうので、しっかりと悪い部分は悪いと言います。
運送業界自体、長居はできない
まずはこれです。今は稼ぎ時だから稼いだ方がお得ですが、これから先何年も配達員で生きていくのは正直しんどいです。本当の意味での修行を味わいたいなら持って来いですね。
自動運転やドローン配達が10年後には実現していてもおかしくない中、配達員が本業になってしまってはいけません。
あくまでこれは副業としてのオススメです。これ一本で生きていくのは無理だと思います。
それにUberEATSが時給2000円も出して必死に配達員を増やしているのは、コロナによる運送業界バブルが起きているからです。ほとんどの人が家で何でもかんでもやるようになったおかげで、今だけ運送業界がめっちゃくちゃ儲かってるってだけです。そういう意味では私にとってコロナが収まるのは、都合が悪いのかもしれません。結局、本当の意味で全員に愛される仕事ではない訳ですね。
超疲れるか高い維持費か
配達員をする上で一番最初に迷うのが、自転車で配達するかバイクで配達するかでしょう。
私は無免許なので自転車一択ですが、先ほどもお伝えした通り一日70~80kmは移動します。
よく言えば金貰いながら運動、悪く言えば筋肉痛確定案件です。
一方バイクですが、こちらも落とし穴があります。
バイクの場合は一般用の普通の任意保険と、配達中に有効な業務用の任意保険の二種類に同時加入する必要があります。
どちらも月8000円はします。なので維持費が月16000円に、ガソリン代に整備費も考えると維持費がバカにできません。
私は夏までに125ccを購入する予定がありますが、もしかしたらこれが原因で借金地獄になるかもしれません。
筋肉痛と高い維持費はトレードオフです。
極端すぎる東京格差
これはUberEATSに限らず配達系の仕事全般に言える事なのですが、暗黙の了解として東京格差というものがあります。
その名の通り、都区内では時給2000円や3000円が簡単に出せるけどそれ以外の場所では時給1000円も難しいという格差です。
個人事業主なので時給を保証しなくてもいい、つまり地方都市はこうやって稼ぎにくくすることで都区内まで移動して稼ぐ人を増やすという本社の企みです。
事実私は上尾、大宮、浦和、川口、赤羽、池袋、新宿、渋谷、目黒、六本木、上野、日本橋で検証をしたりもしましたが、
やはり都区内でしか稼げません。
埼玉県では頑張っても時給1400円とかです。
「埼玉と東京しかデータないじゃん!」
ごめんなさい。私の地元が埼玉で…
ただ、これは千葉神奈川でも同じだし立川八王子もこんなもんです。YouTubeとかで他の人が検証してくれているのでそっちを参考にしてみてください。
ちなみに赤羽、浅草、錦糸町、杉並も同様に稼げないエリアです。
本当に東京のド真ん中じゃないと時給2000円は超えられません。
私は東京都内の有料駐輪場に自転車を停めており、埼玉から定期券で上野辺りまで行って働いています。
一見効率悪く見えるかもしれませんが、この方が地方埼玉で稼ぐよりも余程稼げてしまうんです。
実際にUber Driverという配達員用のアプリを起動すると、このような画面が出てきます。
これはいわゆるシミというやつで、UberEATSの需要の高い地域に発生します。
とは言っても基本的に山手線の近くにしか付きません。
この150円や200円というのは一軒当たりの追加報酬を表しています。
1.4xや1.6xは需要には関係ないので、今回は割愛します。
例えばシミのないエリアで稼働した場合、一軒の報酬単価が300円で一時間に四軒の家に配達したとしましょう。
東京都区内では基本料金300円にシミの200円が追加されます。つまり報酬単価は500円にまで上がります。
その場合地方都市では時給が1200円なのに対して、東京都区内なら時給が2000円になります。
つまり東京都区内に来るだけで、時給が800円上がるんです。
この差は本当にえぐいです。自宅近辺で配達しようと思っていたそこのあなたも、都区内の駐輪場と電車の定期を用意しましょう!その方が安いので!
総括
ここまで見て個人事業主の配達員になるか、今まで通りの社畜生活を続けるか、それはあなた次第です。
ただ私は大声でこう言いたい。
バブル崩壊前に貰える金だけ貰っとけ
最後に
いかがでしたか?
ときえのきはこれからも日々テキトーにゆるーくブログを書いていくのでよろしくお願いします!