ぶっちゃけ、本当の意味での自営業など無いのではないだろうか【語弊あり】

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ぶっちゃけ、本当の意味での自営業など無いのではないだろうか【語弊あり】

こんにちはときえのきです。

今回は、一応学生かつ一応自営業として生活を送っている私が半年くらい自営業をやって感じたことをダラダラ書いていきます。

今私は何をしているのか

まずは前提知識として、今の私が何をやっていてどのような立場にあるのかを書いておきます。
あまり自慢できることではありませんがよろしくお願いします。

  • Fラン専門学生(面倒だから通称F大生)
  • ギリギリ未成年
  • 雇用されていたバイトは去年やめた
  • UberEATS配達員
  • 出前館配達員
  • このブログで月収3000円
  • ビットコインマイニングで月収2万円
  • 音楽配信で月収100円
  • CD販売で月収500円

多分ですが私の肩書はこれくらいです。本当に自慢できるものではございませんが…
ちなみに配達関係の仕事は今私がめっちゃ推したくて、布教記事も書いています。
暇なら見てってください…()

という訳でこの前提知識を踏まえた上で、ここから先の記事も見てってください!


想像してた自営業、やってわかった自営業

ここからが本題になりますが、自営業ってやればやる程理想の形から外れていくことに私は気づいたんです。
好きな時間に出勤して雨が降りそうなら帰る、そしてスキマ時間にTwitterを触れる…確かにそれは間違っていません。
雇用される社員やバイトに比べてストレスは圧倒的に少ないのですが、ここの隙間には何もない虚無感が産まれるわけです。

満足しているはずなのに何かが違う、もっとこう自営業って色々な人と契約を結んで、短期的なプロジェクトの穴埋めをするようなイメージがありましたがそんな事はありません。
もちろん、自分で努力をして人脈をつければそういう場所に呼ばれることもあるのでしょうが、私は究極のボッチなので一緒に仕事をする仲間はいません。
このブログでも実際に金券を頂いて商品のレビューをしたことはあります。私レベルの無名人でもそんな事はありますが、やはり想像していたよりも虚無が広いです。

この記事を書き始めたはいいものの、なかなかうまく言葉に表せませんね。申し訳ないです。
自営業経験者には既に伝わっているはずなんですが、自営業者にもサラリーマンにも学生にも理解される記事を書きたい。
という訳でもっとかんたんに書くように善処します。

自営業の最大の利点は、怒れる立場の上司がいないことです。
自分以外の関係者は全員取引先です。一部お客様という立場の人もいますが、バイトに比べて怒られる確率は1%もないです。
ただ、怒られないということはそれ以外の会話もしていないことになります。
必要な連絡はすべてメールかSNSで片付きます。私は時間さえ守って一定のクオリティ以上の事を実現すれば途中経過は一切評価に関係ありません。
これが何を意味するかというと、仕事を受注してから完了、納品と呼ばれる状態までの間は基本的に金も人もモノも流れない虚無な時間が続くということです。いわゆる内職です。

社員に比べて福利厚生などを一切考えなくていいからこそ、自営業の報酬はものすごく高いです。
高いけど、楽しいかどうかは別の話です。

まあ、私は今の所時々こう考えてしまうだけで一応楽しめています。あと何年、自営業でも楽しいと思えるかはわかりませんが…


報酬は高い、でも結局は取引先の裁量で全てが決まる

そして自営業者に共通する一番の懸念点はここです。
雇用されていないので私に振る仕事は全て外注、業務委託という形になります。
つまり私は一時間でできる仕事を10円で引き受けても、10億円で引き受けてもいいということです。
ただこの話には裏があります。
私達ボッチ自営業に人権はありません。取引先の言うことはほぼほぼ絶対です。

例えば私の収入の90%は食品配達の報酬ですが、これは配達員とお客様だけで回すことができません。
Uber社や出前館社など、仲介業者がいるものです。
お客様が支払った配達料から仲介業者がいくらか中抜きして、余った額が私達配達員のお金になります。
これに対しては私は悪いと思っていません。仲介業者が潰れてしまっては、配達員にもお客様にもこれまでできたことができなくなってしまうというデメリットが発生します。

中抜きするのはいいんです、問題はその額の裁量です。
去年の11月、Uber社は配達報酬が300円に均一化されて燃えかけました。
お客様はUber社に対して、1配達あたり700円程度の配達料を支払っています。
そこから私に300円の報酬が入ると考えると、やや理不尽と考えるのも無理はありません。

配達員が注文を確認して店に行き商品を受け取り、お客様に渡すまでの平均時間は12〜15分。
頑張っても時給1200円にしかなりません。
そして我々配達員は雇用されていない業務委託、万が一商品の品質に問題があったりしても本社のせいにできないこともあるし、配達に必要な自転車のメンテ代、業務用の任意保険など、会社員なら経費になるものが経費になりません。
トータルすれば時給900円くらいになってしまいますね。

今は配達単価が平均600円を超えて稼ぎやすくなっていますが、こんな感じで取引先の裁量で私達の報酬はいくらでも変化します。
芸能人のマネージャー契約だってそうです、例えば吉本が芸能人の収入から90%を手数料として取ったとしても、ネームブランドは立派なので会社は生き残り契約を解除しない芸能人も多いことでしょう。
これが自営業の恐ろしさです。


じゃあ結局、真の自営業ってなんなのよ

ということで、唯一安心できる本当の意味での自営業を考えてみましょう。
実は今の私も少しだけやっています。

そうです、中抜きがなければいいんです。
自前でお客様を用意し、完全に自分の力で作ったものを販売すればいいのです。

私の場合は自分の曲が入ったCDを、自分の足で知り合いに私に行くことでお金をもらっているのが真の自営業です。
この記事の冒頭にも書きましたが平均月収は500円です。機材を揃えて曲を作って自分の足で配達しているので、めっちゃくちゃ赤字です。好きでやってるので続けますが。

メルカリを通したりSpotifyとかでのオンライン販売もしていますが、こちらは今定義した真の自営業ではありません。
もしメルカリの出品手数料が10%から99%になったら?Spotifyからの再生報酬が1再生1円から0.1円になったら?
ここまで極端なことはほとんどあり得ませんが、ただでさえ赤字なので10%が11%とか、1円が0.9円になるだけでも割としんどいです。

それに比べて自分で作ったCDを自分の足で売る分には、必要経費が空のCDの仕入れと音楽機材の購入だけで住みます。
機材は一回買えば10年は使えますし、CDはハイパーインフレーションでも起きなければいつも定価で仕入れられます。

収入は安定しませんが、収入予想は安定して出すことができるのです。

まあこれにも問題があって何かというと、自力でお客様を見つけなきゃいけないので余程影響力がないと生活できないということです。
私はTwitterのフォロワーや学校の友人に送りつけるだけで精一杯なので、毎月1〜2人とかしか買う人がいません。
というか2022年1月24日時点では、今年まだ誰にも購入されていません。

やっぱ自営業って難しい。
そう思いつつ就活も安定していないFラン学生のお話でした。

色々とグダってしまってごめんなさい()


最後に

いかがでしたか?
ときえのきはこれからも日々テキトーにゆるーくブログを書いていくのでよろしくお願いします!

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