まだWindows7の方も必見!【2020年版】Windows10が重い?ならばこうしよう!
こんにちは。管理人のときえのき (jikantoki)です。
突然なのですが、まだWindows 7を使っている方、この中にいますでしょうか?(´・ω・`)
もし使っていた場合は、今すぐWindows 10に乗り換えた方がいい!なんて話をよく聞きますよね。
確かにWindows 10は無料ですし見た目もカッコいいので魅力的です。
ですが、Windows 10は実態としてWindows 7よりも重いですし、Windows 7が2007年にリリースされたのに対しWindows 10のリリースは2015年と、この技術の幅には大きな問題が沢山沸いております。(古いドライバが使えなかったりします)
私の所持している2005年製のノートパソコンではWindows 10はまともに起動せず、とても重いという印象を受けました…
ですが、そんなWindows 10が動かないかもしれないコンピュータでも解決策はあります!
そうです、WindowsがダメならWindowsを使わなければいいじゃない。
というわけで、前置きが長くなってしまいましたが今回はWindows 7でもWindows 10でもない、新たな選択肢を皆様に紹介したいと思います。
目次
Windowsじゃないパソコンって?
先ほどの文章から「こいつ、Windows XPでも紹介する気か!」と思った人はどれくらいいるでしょうか?
さすがにいくら軽いからと言って古すぎるシステムもセキュリティ上あまりよくありません。
今回紹介するのは、WindowsでもMac OSでもないシステム、Linux OSというものです。
Linuxであれば、無料で常に最新のアップデートを取得でき、Windowsではできないような体験をすることができます。
今回はWindows 7からの乗り換えユーザーやWindows 10が重くて嫌いという方向けの記事、ということにしてありますのでLinuxの中でも比較的初心者が扱いやすく必要なコンピュータのスペックもあまり要求しないLinuxを紹介します。
軽くて美しいルックスのLinux、Caramel OS
ようやく本題に入っていきますが、今回紹介するOS (オペレーティングシステム)はこのCaramel OS(キャラメルオーエス)という名前のLinux OSになります。
上にある画像を見て頂ければわかると思いますが、今のコンピュータ界を独占している二つのシステム、WindowsとMac OSの二つのシステムの長所同士が合わさっております。
基本的にパソコンを使う上で重要な、ブラウザソフト (ChromeとかFirefoxとかです)やファイラー (ExplorerとかFinderとかです)はもちろんのこと、メモ帳も用意されており音楽や動画を再生することももちろんできます。
他に必要なソフトウェアがあれば、左上のメニューからCaramel Launcherというソフトウェアを選択し、その中から簡単にインストールすることができます。
もしCaramel Launcherの中に欲しいアプリケーションがなかったとしても、数十万種類のソフトウェアを管理している強力なソフトウェアセンターというアプリケーションも付属しています。
このCaramel OSさえインストールすれば、もうWindows 7もWindows 10も必要ありません。基本的なネットサーフィンから事務処理、ゲーム、プログラミングまで、このOS一つで完結できるようになっています。
Caramel OSをインストールする方法はとても簡単です。次の章でインストール方法について解説していきます。
Caramel OSをインストールしよう!
「WindowsよりもCaramel OSの方が使いやすそうだけど、インストールの方法がわからない…」
そんな方のために、インストールの方法も載せておきます。
まずは、必要なファイルをダウンロードします。
https://caramelos.xyz
このリンクからダウンロードすることができます。
ダウンロードしたら、次はインストールに移ります。
インストールの方法については、このページに詳しく書いてありますので同じように実行してください。同じ画面が表示されるはずです。
参考ページ
※ここから先は、この記事を読んでインストールを完了させているものとします。
Windowsらしく使いたい
無事、Caramel OSのインストールが完了しました。
ですが、このままではWindowsらしい見た目をしていないので使い方に戸惑うこともあるでしょう。そのために、Caramel OSではある程度操作感をWindowsと似せることができます。
左上のメニューを右上に持ってくる
Caramel OSで作業を始めると、初期状態ではこのような画面になっていると思います。
これではWindowsらしいとは言えないので、左上のメニュー(「X^-」の部分)を右上に持っていく作業をします。
まず、画面の一番左上にあるメニューから「ウィンドウマネージャー」というソフトウェアを探してください。
見つかりましたら、ウィンドウマネージャーをクリックで起動します。
開くとこのような画面が出てくるはずです。
画面右下辺りにある、「ボタンの配置」の部分にある、「X□-タイトル▼」のような部分を、自分の好みに合わせてドラッグアンドドロップ(マウスでつかみながら移動)します。
Windowsのような操作感とデザインが好きな場合はこのような感じにします。
次に、上の方にあるタスクバーを下に持っていく作業をします。
ウィンドウマネージャーは閉じてしまって大丈夫です。
タスクバーを下にずらす
このままではWindowsのような使い心地とはまた少し違うので、次に上に配置されているタスクバーを下にずらそうと思います。
まずは、タスクバーの適当な部分を右クリックし、「パネルの設定」を開きます。
このような画面が出てくるかと思います。
現在チェックが入っている、「パネルをロックする」のチェックを外します。
そして画面の一番左上(キャラメルのアイコンがある所です)のさらに左側を掴むと、下の方に移動できるはずです。一番下まで移動してください。
このようになりましたら、再度「パネルをロックする」の部分にチェックを入れていただき、ウィンドウを閉じて頂いて結構です。
これで厳密にはまだ違う部分もありますが、ある程度Windowsらしく使うこともできるようになりました。
もっと設定を弄ってゆくと本当にWindowsと同じルックスを再現することもできるのですが、そのことについて語ってゆくと記事がとても長くなってしまいますので、今回は割愛させていただきます。
次に、「Caramel OSをインストールできたはいいけど、Windowsのソフトウェアが使えない!」という方のために、Caramel OSの中でWindowsアプリを起動する方法を解説します。
LinuxでもWindowsソフトが使える!
なんと、Caramel OSはWindows用のソフトウェアも動作します。
完璧に動作する保証はございませんが、ある程度は動きます。
Caramel OS上でWindows用のソフトウェアを動かす場合は、前提としてWineというアプリケーションが必要になるので、インストールを実行します。
ここから先は少し難しい作業をします。頑張ってついてきてください!
まずは、キーボードのCtrl キーとAlt キーと「T」キーを同時に押してください。
ターミナルという文字を打つソフトが出てくるはずです。(なんかハッカーとかプログラマーが使うイメージですね!)
そうしたら、次の文字をコピペで貼り付けてください。
sudo apt install -y wine-stable winetricks
ここでエンターキーを押されますと、恐らくパスワードの入力を要求されるはずです。
パスワードを入力しても画面に何も表示されませんが、バグではありません。しっかりと打ってください。
パスワードが正しければ、そこから先は何もしなくてもソフトウェアのインストールが勝手に開始されて終了されるはずです。時間がかかりますので、コーヒーでも飲んで休憩しましょう。
インストールが完了すると、また文字が入力できそうな画面が出てくるはずです。
もうターミナルは閉じて構いません。
そこから先は、動作させたいWindowsアプリの.exeファイルをダブルクリックすれば、自動でアプリの起動またはインストールができるはずです。
終わりに
ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございます。お疲れ様です。
このとても美しいCaramel OS、皆様の重くなったノートパソコン等にいかがでしょうか?
Caramel OSにはまだまだできることが沢山あり、その可能性はWindowsより全然高いです。
この記事を機に皆様が楽しいコンピューターライフを送れますことを心より申し上げます。
以上、ときえのきでした。
折角なので宣伝させてください…
実はこのCaramel OS、作者は私です。
まだまだブログもシステム設計も初心者で、まだ高校生で予算もほとんどない状況なのでこの記事の広告のクリックと拡散をよろしくお願いします!
以上、ありがとうございました!!!