Ubuntuに飽きた?ならXubuntuにしよう。軽くてアプリも充実しているLinux

Linuxと電子部品と音楽のブログ

Ubuntuに飽きた?ならXubuntuにしよう。軽くてアプリも充実しているLinux

こんにちは。管理人のときえのき (jikantoki)です。

今回は、

  • Ubuntuを使っているけどこの環境にも飽きた!
  • Ubuntu/GNOMEなんて嫌いだ!
  • Ubuntuよりも軽い、だけどしっかり使いやすいLinuxが欲しい!

そんな願いをかなえるべく、Xubuntuという名前のLinuxディストリビューションを紹介していきます。

っとその前に!宣伝させてください!
自作のLinuxディストリビューション「Caramel OS」です!
気になる方はぜひ下の画像をクリックしてください!

Caramel OS
Caramel OS

今回使用した環境

  • Xubuntu 18.04.4 公式iso
  • 自作PC
    • CPU:Pentium G5400
    • RAM:DDR4-2400 16GB
    • ROM:HDD 2TB
    • GPU:GTX1070 8GB (OC)
    • ホストOS:Windows 10 Pro 64bit
  • 仮想環境設定
    • ソフトウェア:VMware workstation player 15
    • CPU:4コア
    • RAM:8GB
    • ROM:32GB
    • GPU:768MB

Xubuntuのダウンロード

公式サイト
公式サイト

https://xubuntu.org
こちらからダウンロードできます。
2020年現在、18.04と19.10が選べますが、どちらでも大丈夫です。
私は18.04を選択しました。


インストール用のUSBメモリを作る

今回は仮想環境でXubuntuを使用しますのでここは割愛させていただきます。
もしUSBで実機にインストールする場合は、ここからBalena Etcherというソフトをダウンロードしてください。


インストールする

仮想環境(VMwareやVirtualbox、Hyper-Vなど)の場合はダウンロードしたisoを読み込ませるだけです。
実機の場合は、先ほど用意したUSBメモリをコンピュータにさして、BIOSまたはUEFIからUSBメモリをライブ起動させてください。
今回は初めてLinuxの記事を書くのでインストーラ(Ubiquity)の使い方もしっかり解説します。不要な方は各自飛ばしてください。

起動すると次のような画面が現れるはずです。

言語の選択
言語の選択

日本語を選択し、エンターキーを押します。

インストール
インストール

今回はライブ環境ではなくそのままインストールしますので、
上下キーで「Xubuntuをインストールする」を選択して、エンターキーを押します。

インストーラの起動
インストーラの起動

ここから先はマウスで操作できます。「続ける」をクリックします。

キーボードの設定
キーボードの設定

自分で使うキーボードに合わせて設定します。よくわからない方はこのままで大丈夫です。

インストールオプション
インストールオプション

インストール中に最新版に更新するか、又インストール中にサードパーティ製(Xubuntuの公式の団体ではない場所)のソフトウェアをインストールするか聞かれます。よくわからない場合はこのままで大丈夫です。

ディスクの設定
ディスクの設定

仮想環境の場合は画像と同じ設定で大丈夫です。
実機にインストールする際はくれぐれも必要なファイルまで飛ばさないように…(実体験)

住所の選択
住所の選択

これはお約束の奴ですね。沖縄でも北海道でも東京です。
他の国は色々な地方が選べるのに世界から見た日本は東京しか認知されてないのでしょうか…

アカウントの設定
アカウントの設定

初期状態のアカウントの設定をします。各自好きなように設定してください。

インストール中
インストール中

やっとインストールが開始されます。終わるまでコーヒーでも飲みながら待ちましょう。

約15分後…

インストール終了
インストール終了

やっとインストールが完了しました!ここで再起動をかけます。
インストールメディア(実機ならUSBメモリ)を引っこ抜いてあげないと再起動しないようになっているので仮想環境の場合はホストから強制的に再起動します。


Xubuntuを使ってみる

いよいよ本物のXubuntuと対面です。

ログイン画面
ログイン画面

私の環境では起動してからこの画面になるまで10秒もかかりませんでした。とても速いです。
シンプルで美しいUIですね。インストール時に作ったアカウントでログインします。

デスクトップ画面
デスクトップ画面

やっとデスクトップ画面にアクセスできます。
ログイン画面から一瞬で切り替わるのでとても高速です。
このシンプルで最低限な感じがUbuntuと違って最高ですね!


プリインストールされているアプリを見てみよう

Xubuntuの場合、Ubuntuとは違いシンプルで軽いソフトウェアのみが入っています。余計なものは一切ありません。


ブラウザ

Firefox
Firefox

ブラウザにはFirefoxが採用されています。低スペックPCではFirefoxだと若干もたつくかもしれません。


メモ帳と日本語環境

Mousepad
Mousepad

メモ帳ソフトにはMousepadが採用されています。シンプルすぎてつまらないくらい簡潔です。

日本語が標準で入力できる!!!これはとても嬉しいポイントです。
ですが…

フォント選択
フォント選択

フォントを選ぶ画面で日本語を入力すると文字化け(通称:豆腐)します。


オフィス環境

Libreoffice
Libreoffice

なんとOfficeも入っています。事務で使う場合は超便利!
しかも無料です。

Word画面
Word画面

ワープロを試しに起動してみました。しっかり使えます。


ゲーム

マインスイーパー
マインスイーパー

ゲームも少し入っています。試しにマインスイーパーを起動してみた画面です。


Xubuntuの驚きの軽さ

次に、コンピュータに負荷をどれだけ与えているのか見てみようと思います。

タスクマネージャー
タスクマネージャー

CPU使用率は1~5%辺りです。仮想環境でこれなのでとても軽いのでは?
そして驚いたのがメモリ使用率が8%しかないということです!
8GBを仮想環境に割り当てているので8GBの8%で700MBくらいでしょうか…今どきのOSにしては軽快すぎます。

起動時も動作時もここまで軽いなんてさすがXubuntuですね!


Xubuntuの美しさ

最後にXubuntuのGUIを見て終わりにしましょう。
Xubuntuには、見た目が美しく動作も軽く、カスタマイズにおける柔軟性もしっかり備えたXfce4というデスクトップ環境が採用されています。

タスクバーを下にした状態
タスクバーを下にした状態

このように、タスクバーを下にすることでWindowsとほぼ同じ操作感で使用することもできます。

外観を変えた状態
外観を変えた状態

「ウィンドウマネージャー」と「外観」というソフトウェアをスタートメニュー(正式名称はWhisker Menuです)から探して起動し、テーマを変えるとこのように全く違う見た目にすることもできます。

この、通称「テーマ」と呼ばれるものは、インターネット上に沢山転がっているので各自の好みで設定することもできます。


終わりに

最後まで読んでくださった皆様、ありがとうございます。お疲れ様です。
今回はUbuntuに変わる新たなLinux OSの選択肢として、Xubuntuを紹介させていただきました。

XubuntuにはこのようにUbuntuにない魅力が沢山あり、逆にUbuntuの無駄な部分を削ったとても美しいディストリビューションです。
この記事を読んでくださった皆様も是非、XubuntuをダウンロードしてXubuntuならではの魅力に触れちゃってください!

 

2件の返信

  1. るあー より:

    minecraftもできます!
    なんら窓と変わりませんね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Please note that posts that do not contain Japanese are ignored. (Spam measures) (コメントには日本語を含めてください)