【簡単解説】当時高校生だった俺が自分用OSもどきを作った話【第二話】

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【簡単解説】当時高校生だった俺が自分用OSもどきを作った話【第二話】

こんにちはときえのきです。

今回は自分が高校生の時に作ったOSを紹介しながら、作り方を簡単に解説していこうと思います。
自作OSといいながら中身はLinuxを使っているだけなのでOSもどきではありますが、一応オリジナリティあふれる自分のためのシステムを構築するという目線で考えれば大体同じような意味だと思います。(炎上対策)

今回はGUI制作編です。

※この記事は以下の記事の続きです。

参考サイト: http://serenelinux.html.xdomain.jp/


どのデスクトップ環境を使うか決める

Linuxには無数のデスクトップ環境があり、それぞれに特徴があります。
いかに代表的なものを載せておきますので、どれか一つを選んでください。

名前特徴重さ
Xfce軽いのに綺麗。アニメーションも出きる。柔軟性もあっておすすめ。やや軽い
Lxde最低限。一応キレイにもできるけど至難の業。サーバーに仮のGUI付けたいときに使う超軽い
GNOME2Windows XPみたいなやつ。カスタマイズすればWin10みたいにもなる。アニメーションもできる。軽い
GNOME3タブレット意識が高い。柔軟性が微妙。色々と賛否両論。重い
UnityUbuntuがGNOMEに浮気したせいで一気にユーザーが減ったであろうやつ。柔軟性なし。重い
KDE一番重いし不安定だけど見た目は超リッチ。マジでなんでもできる。しかも設定画面GUI。超重い

まあ、なんでもいいのならXfceが断然おすすめです…予めUpper Linux Xfceには搭載されています!
他の環境を使う場合は以下のコードを打ち込んでください

sudo apt install 環境名 -y
echo "ときえのき天才!"

アイコンとテーマの設定

ただ標準のデスクトップ環境を使うのも悪くはないですが、目で見れるインパクトや個性がありません。そこでテーマとアイコンを変更し、自分好みのGUIにしていきます。
Xfce themeとかGTK themeとかLinux iconsとかでggれば色々出てきます。好みのものをダウンロードしてください。

ダウンロード後に置く場所

  • テーマ /usr/share/themes
  • アイコン /usr/share/icons

恐らくGUIの設定画面からテーマとアイコンを変更できるはずです。

Carameldesktop

左が制作したCaramel OSで右が基になってるUpper Linux。
同じシステムとは思えない出来である。

どのディスプレイマネージャを使うか決める

Linuxのロック画面やログイン画面を司るのはディスプレイマネージャというやつです。
代表的な例としてLinuxには以下の二つがあります。

名前特徴
LightDM軽い。カスタマイズしやすい。
GDM軽い。カスタマイズしにくい。

まあ、自作OSもどきなんて個性勝負なのでたいていの人はLightDMのはずです…UpperLinuxにもLightDMがインストールされてます!

そしてUpper LinuxのLightDMでは、Webkit2-greeterという、いわゆるHTMLでロック画面を作れるプラグインのようなものが入っています。
lightdm webkit2 greeterで探せばいろいろ出てきます!ここから好みのロック画面を探し、必要に応じてそのファイルを直接編集してオリジナルのものにします。
※一応lightdm webkit(2じゃない)もインストールされていますが、少々めんどくさいです()

参考までにLightDM Webkit2 Greeterの作品例。Caramel OSはこのUIを使っている。

次はシステム内部をカスタマイズします!

 

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