【3のメリットと5のデメリット】アスペルガー症候群が彼女を作った話【実話】
こんにちはときえのきです。
今回は、私の過去の話をします。もう別れてます。恐らく。
一年位前の話になるかなー…
ちなみに私がアスペルガー症候群として診断されたのはもう12年前の話なので、今もアスペルガー症候群に当てはまっているのかはわかりません。
彼女をゲットした途中経過なんかも書ける範囲で書いていきます。
ちなみに完全主観です。根拠なんてどこにもないので、正式な文章では引用しない方がいいと思います。
あと多分この記事の内容はADHDにも当てはまるかもしれません。知らんけど。
アスペルガー症候群とは?こちらを見てみてください!↓
目次
結論
今回は記事がとてつもなく長くなりそうなので、結論先出しで書こうと思います。
彼女がいることのメリット
- 一人ぼっちでは達成できない経験を得られる
- 将来的に自分の生活の質が上がる
- 自分の趣味以外の新しい世界を知ることができる
彼女がいることのデメリット
- 一日中彼女の喜怒哀楽を気にする必要がある
- 理由もなく一人でいたいのに中々できない
- 貯金ができない
- 趣味の方が刺激が多いことに気づく
- 女性を非効率的な生き物だと思ってしまう
ちなみに自分の過去を基に時系列順で記事を書いている都合上、上記のリストと記事の前後には何の関連性もありません。予めご了承ください。
デメリット編
マイルールが絶対最優先
まず、アスペルガーのあるあるとして、マイルールが他の全てのルールよりも上にあります。
これが恋愛において一番よくない事であり、自分も結構最近まで色々と妥協できなかったんですよね。
ただこれは必ずしも悪いことばかりではありません。良いことも普通にあります。
そう、彼女を作る際の失敗として付き合う前に当時片思いの状態で100回以上は振られているんですよね。
時間ベースで考えると片思いになってから両思いになるまで2年半くらいかかっています。
普通の子供がこんな粘り強い訳ないんですよね。
異常の経緯により私に彼女がいた最大の理由はアスペルガーだと自分でも思っているのですが、私が彼女と別れた最大の理由もアスペルガーに関連すると思っています。
この理由について、もう少し具体的に話していきます。
会話する難しさ
おいおいブログを書きながら何言ってんだとこの見出しを見て思った人も多いことでしょう。
これもアスペルガーならわかると思うのですが、機械や画面、それと特定の仲の良い人とはめっちゃ喋れるんですけど、知らない人との会話が超絶できないんですね。
しかも、仲のいい人と喋っていても自分は基本的にイエスとノーしか答えることができません。
頭の中では自分の考えもあるんですが、それが今話している会話の内容に沿っていることは90%あり得ません。
どれだけ重要な場だとしても私は基本的に帰宅後に何をするかを考えているので。いくら彼女が重要だろうとあまり自分の考えを持って会話することはできなかったですね。
それに、自分はあまりにも素直だったが故に何十回何百回と彼女を傷つけました。
自分から見て彼女が化粧失敗していると感じたらそのままそう言いますし、彼女が友達とトラブってた時も素直にそれは彼女が悪いって言ったりして泣かせてました。というか今でもこれについては30%くらいしか自覚がありません。自分がそう思ったからそのまま言ったってだけなので。
自分の生活に彼女は見合わない
自分が彼女と別れてしまった原因として、彼女が原因で自分の生活が変わりすぎてそこにストレスを感じていたこともあるでしょう。
今までは家から学校まで一人で登下校していたものの、その時よりも30分早く起きて一緒に登校、放課後も家までまっすぐ帰るか自転車で40kmくらいサイクリングして帰宅みたいな感じだったのですが彼女と遊びに行く日の方が多くなってしまいました。
土日に関しても私は基本的に一人でパソコンを触るか、一人で旅行に行くかの二択しかないのですが彼女が誘ってくる関係でほとんどの時間をデートに使ってしまいました。
いや、最初はこれで幸せなんです。自分が望んだくらいですから。
ですが、数ヶ月も経つとこの幸せは幸せじゃなくなってきます。
先程も話した通り私に語彙力以前に会話の概念があるかどうかも怪しい状態です。
なので毎週行く場所を変えることで新しい経験や刺激を上手いこと調節していたのですが、関東は意外と狭いもので大抵の場所は回ってしまったんですよね。
確かに彼女を好きなのは間違いないのですが、私はそれにも関わらず彼女が話しかけてくるまではずっと無言でした。いや、喋りたくても頭が他のことを考えているせいで最適な会話を考えることができないのです。自業自得と言えばそれまでですが。
以上の理由から私は本当につまらない会話しかしてこなかったです。本当に。唯一話せる作曲の話とかネットワークの話とか、そんなの当然彼女が知っているわけないので…
持論を持たない人
そしてこれは自分が悪いのか彼女が悪いのか、個人的な話過ぎたらアレかもとか思いましたが脳科学的にしっかりと同じ傾向があるとのことでお話しさせていただきます。
自分はある物事を達成しようと思ったときに、目的・道具・手順・日程を先に決めてからでないと行動しません。旅行などは思い付きで知らない道や店に入ったりしますが、それを除いて私は行動する前に上記のことが決定していないと非常に不安です。こんなこと正直考えたくないですけどね。
それに対して彼女は常に周りの目線に合わせた行動しか取らないため、とても動きが非効率的です。
自分の日程を分刻み、電車の乗る号車まで先に考えている自分にとって彼女の行動はあまり理解できるものではありませんでした。まあその能天気なとこに惹かれたくせに何言ってんだって感じですけどね。
ただ放課後集合って言ってきたくせに授業が終わってから一時間くらい教室で友達と会話していたり、14時集合で10時に起きているにもかかわらず15時くらいに家を出たりする天然さには可愛さより他の物が上回ってしまいました。
そう、一時間もあるのであればサーバーのメンテだって、サビだけでも作曲だって、やろうと思えば資格勉強だってできてしまいます。分刻みで動いている自分にとって一時間の空白って結構なストレスだったんですよね。
だからと言って彼女に対して怒ってはいけないというマイルールがあったので全部許していましたが。
何も買ってないのに貯金がない
そしてこれは完全に自業自得なのですが、私にはお金がありません。
いや、貯金して資産運用したりギターを買ったりしたかったんです。ロボットのペットも作りたかったし。
ただ、ここでもマイルールが最高権力にあり、彼女にお金を払わせるのは自分で許せません。
そのくせ月何十回も二人で遊びに行っていたりしたので、到底普通の学生のバイト代ではお金が足りなかったのです。
当時は大体毎月5~6万くらい稼いでいたのですが、色々と借金含めて多い月は10万円くらいを彼女に使ってしまいました。
今更後悔しても遅いですが、もっと計画的に貯金して少しでも資産運用に回すべきでしたね。というか自分の趣味でも年間30万円くらい使ったので文句は言えません。
さて、ここまでは彼女がいることに対するデメリットを書きましたが次ページでは彼女がいて良かったことを書いていこうと思います。